
ぽっかり時間が空いたので、少し前に遊び半分で買ったマニキュアを塗ってみた。
昨年は春に保護猫が家族になり、秋にはチェンソーで薪を切っていてうっかり親指の爪を剝いでしまったことから全く塗ることがなかったのだが、ネイルの塗り方を調べ丁寧に磨いて塗り上げると、
「ほう~!」
いい年して子供のようにテンションが上がった!たまには自分を大切にしてあげるのも良いもんだ。
その後、ネイルの情報がスマホに届くようになり(汗)、その中に「ツイードネイル」という冬用のスーツなどで使用されるツイードの布地を模したデザインがあり、やり方を見たらめちゃくちゃやりたくなった!

「ぶきっちょさんでも大丈夫!」なんて言葉を信じ嬉々としてやってみると…まぁ~難しい!!
失敗してふき取ろうと知るともう片方のマニキュアもつられて落ちるし、テーブルは除光液でふき取ったティッシュが山になるし、日も暮れてくるし、部屋が寒くなってきてもマニキュアがちっとも乾かないからストーブもつけられないし、
「う~~~~ん…ああ~もうええ!」
どうにもならず、30点な仕上がりだがまあ良しとした。初めてだもの仕方ないさ!
で、翌日は打合せがあり、クライアント様のもとへ旦那ととも伺った。と、普段あたしの格好なんか気にしない旦那が、
「あのさあ…、その爪って、雪のイメージなの?」
と、目ざとく見つけてきた…。
『雪じゃない!冬らしくツイードにしたのだ‼』
と反論しようと自分の爪を改めて見る。
「……えっと…、これはだな、うん…あ、ジャクソン・ポロックへのオマージュ…だな、うん…。」
「……ほう…。」
その時は開き直ったものの、打合せの間中自分の指先が気になってしまい、結局、帰宅後慌ててふき取りました…。
あ~、簡単そうに見えたのになぁ~~~涙。テンション下がりまくりである…。やっぱりプロはすごいなぁ…。

※ジャクソン・ポロックはドロッピング技法でアンフォルメルな力強い絵を描いた20世紀現代美術の代表的なアーティスト。是非、検索をして私の爪がどうだったか想像してほしい…。