冬の使者

昨日、花壇からすっかり寒さですっかり萎れてしまったマリーゴールドを引き抜き、来春用のチューリップの球根を植えた。10球、10種のチューリップ!今からとても楽しみだ!

植え終えニヤニヤと悦に入っていると、ふと目の前を何かがかすめた。周りをよく見ると、

「おやおや!いよいよやってきたか!」

真っ白い雪虫が10匹以上舞うように飛んでいた。

雪虫が飛ぶと雪が降ると言われ、フワフワ飛ぶ小さな姿を見ていると、

「いよいよ年末が近づいてきたなぁ…。」

と、少しだけ切なくなる。

まあ、今年はまだまだ温かく雪が降ることはなさそうかなぁ…というか、まだスタッドレスに履き替えていないので、是非とも降ってほしくない…。

雪虫は数ミリの小さな小さな虫だ。ふわふわで少し青さも感じる真っ白いフワフワの体が愛らしいのだが、実際はアブラムシの仲間(トドノネオオワタムシ)で、害虫の一種だったりする。実際見たことはないが、アブラムシのようにみっちり葉の裏に着くらしい…ははは…想像すると鳥肌が立つ…。(可愛いモノも大量になると脅威だ…)

しかもこの雪虫、ちと厄介なことがある。

うっかり近くにいることに気づかず息を吸うと、鼻の穴に吸い込まれるし、蚊柱のように群れているところへ突っ込むと鼻だけでなく口や、目、耳と、顔の穴という穴に入ってしまいなんとも不快なのだ!本人とて好き好んで入ってくるわけではないが、入られた方だってたまったもんじゃない!

あ~あ、ついに冬かぁ…。そろそろ軽井沢の寒さに耐えられない鉢植えの木々を家に入れて、しっかり管理してあげましょうかね。